テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は26日、男子シングルス4回戦が行われ、全豪オープン昨年覇者で今大会第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)が
G・ガルシア=ロペス(スペイン)を7-6 (7-2), 6-4, 4-6, 7-6 (10-8)で下し、2年連続3度目のベスト8進出を決めた。
この試合、ワウリンカは15度のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時76パーセントの確率でポイントを獲得し、両者4度ずつのブレークから第4セット、タイブレークをワウリンカが競り勝ち、3時間2分でワウリンカが勝利した。
両者は8度目の対戦となり、ワウリンカはガルシア=ロペスに5勝3敗とし、前回対戦の2014年全仏オープン1回戦敗退のリベンジを果たした。
勝利したワウリンカは準々決勝で第9シードの
D・フェレール(スペイン)を6-3, 6-3, 6-3で下した第5シードの
錦織圭(日本)と対戦する。
ワウリンカと錦織は4度目の対戦となり、これまでの対戦成績は1勝2敗としている。
前回対戦したのは昨年の全米オープン準々決勝でその時は錦織にフルセット、4時間15分の死闘の末に敗れている。
《ワウリンカvs錦織 全米オープン準々決勝》世界ランク4位のワウリンカは、昨年同大会で
N・ジョコビッチ(セルビア)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)らを下して初の決勝進出を決め、決勝では
R・ナダル(スペイン)に初めて勝利してグランドスラム初のタイトル獲得を果たした。
今年に入り、ワウリンカは昨年同様にエアセル・チェンナイ・オープンで優勝、2連覇を果たし全豪オープンに出場、今大会では1回戦で
M・イルハン(トルコ)、2回戦で予選勝ち上がりのM・コピル(ルーマニア)、3回戦で
J・ニエミネン(フィンランド)を下しての勝ち上がりとなっている。
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