テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は26日、男子シングルス4回戦が行われ、第5シードの
錦織圭(日本)が第9シードの
D・フェレール(スペイン)を6-3, 6-3, 6-3のストレートで下し、3年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
勝利した錦織は日本語でのオンコートインタビューを以下のように答えた。
-Q.試合を振り返ってどうでしたか?
「すこしびっくりしています。この彼(フェレール)に3セットでこういった形で勝てることは。特にグランドスラムという舞台でいいプレーができたのは嬉しいです。」
-Q.ストレートで勝てたことに対してどう思いましたか?
「ファイナルセットに行く覚悟で毎回試合に臨むので、こういう形で勝てて嬉しいです。」
-Q.試合序盤から集中していましたね?
「格上というか、挑戦者の気持ちで臨める相手だったので、自分から打っていくことができたのが最初から良かったと思います。」
-Q.第2セットもすぐにブレークバックできましたね?
「悪い流れになるところだったので、すぐ集中してリターンゲームで取り戻せたのは大きかったです。」
-Q.速い試合展開でしたね?
「(展開を)速くしないと勝てない相手なので、長くラリーをしていると彼の良いテニスに持っていかれるだけなので、なるべく速い展開を心がけました。」
-Q.どこに手ごたえを感じましたか?
「全部よかったです。ストロークからサーブも本当によかったです。サービスエースもたくさんあって楽に進めることができました。一番良かったのはストロークで、彼にどんどん攻めていけたのが良かったです。」
-Q.セカンドウィークをどう臨みますか?
「ここから体力が落ち始める時なので、今日の試合もしっかり集中して臨めたと思います。3セットで勝てたことはよかったと思います。」
-Q.今大会初のロッド・レーバー・アリーナはどうでしたか?
「そんなに意識しませんでした。マーガレット・コート・アリーナもハイセンス・アリーナも同じ大きさなので特に緊張することなく試合ができました。」
-Q.次はディフェンディング・チャンピオンの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦ですね?
「彼のプレーを見ているとかなりアグレッシブでいいプレーなので、それに負けないように頑張ります。」と答えた。
勝利した錦織は準々決勝で
G・ガルシア=ロペス(スペイン)を7-6 (7-2), 6-4, 4-6, 7-6 (10-8)で下した昨年の全豪オープン覇者で今大会第4シードのS・ワウリンカと4度目の対戦が決まり、昨年の全米オープン準々決勝の再現となった。
(コメントはWOWOWから抜粋)
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