14日、「空旅 .com HEAT JAPAN(スーパーエキシビションマッチ)」がMTSテニスアリーナ三鷹で行われ、
添田豪(日本)や
守屋宏紀(日本)、
西岡良仁(日本)、
内山靖崇(日本)、
鈴木貴男(日本)が出場し、セッション4では決勝と3位決定戦が行われ、3位決定戦はエキシビション1勝2敗の内山靖崇と3敗の守屋宏紀の対戦が行われた。
前回の対戦でタイブレーク10-8の接戦の末に内山が勝利したが、この日は内山優勢の試合となった。
第4ゲームで先に内山がブレークに成功し、第8ゲームで早くも内山にマッチポイントが訪れるもここは守屋がしのぐ。
サービング・フォー・ザ・マッチの第9ゲーム、守屋の早い展開からの攻めに0-30とするが、内山がラリー戦に持ち込み追いつく。サービスエースを決め2度目のマッチポイントが訪れるも、守屋が2ポイント連取し初のブレークチャンスが訪れるが、内山のセカンドサービスのエースでデュース、最後は守屋のリターンがアウトになり内山が勝利した。
3位が決まった内山靖崇
試合終盤で勢いを見せた守屋はバックサイドに打たれたボールを利き手ではない左手で返すスーパーショットを見せ会場を沸かせた。
勝利し、3位が決まった内山は来年の目標について、「ランキングを150位台まであげてグランドスラム本戦に勝ちあがって戦えるようにしたいです。そしてデビスカップでメンバーの座を勝ち取って、今年以上の成績を残せるようにしたいです。」と話した。
敗れ、4位の守屋は「ベストパフォーマンスだったかはわかりませんが、最後までできたのはハイソックスのおかげです。」と会場を笑わせた。
この日、守屋はウエアの契約メーカーであるエレッセの新商品、疲労を軽減できるソックスを着用し試合に臨んでいた。
4位が決まった守屋宏紀
「来年も今年以上に頑張って自分のベストを尽くしてランキングをあげたいです。応援よろしくお願いします。」と話した。
試合を終え内山と守屋はチャレンジダブルスを行い、MTSテニスアリーナ三鷹のスクール生と対戦。スクール生が健闘を見せるが内山/ 守屋組が7-5で勝利。
チャレンジダブルスの模様
続くチャレンジダブルスでは日本テニス協会ナショナルコーチの
増田健太郎(日本)コーチと高田充コーチとの対戦が行われ、連戦の内山/ 守屋組が敗れるという波乱が起きた。
勝利した増田/ 高田組
試合中は鍋島昭茂氏の実況と増田健太郎コーチ、試合出場していない選手の他に、全日本選手権で優勝した
江口実沙(日本)、
関口周一(日本)、全日本選手権ベスト4の
斉藤貴史(日本)、
神尾米(日本)氏、谷澤英彦氏らも訪れ、会場を沸かせた。
このイベントは13、14日と2日間行われ、1日2セッション合計4セッション行われ、上位2名がセッション4で行われる決勝に進むことができる。
また当初、
杉田祐一(日本)が出場を予定していたが怪我のため欠場、代わりに西岡良仁と鈴木貴男がチームとなり出場。西岡が1・3セッション、鈴木が2・4セッションに出場を予定している。
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