東日本大震災復興チャリティー TOUCH! WOWOW2014 presents「日清食品 ドリームテニスARIAKE」が11月22日に東京・有明コロシアムで開催され、
錦織圭(日本)、
A・アガシ(アメリカ)、
松岡修造(日本)、
鈴木貴男(日本)、
ダニエル太郎(日本)、
内田海智(日本)、
中川直樹(日本)、そして、サプライズゲストとして、
M・チャン(アメリカ)が参加した。
錦織はアガシとシングルスで8ゲームマッチをプレーし、約1万人観客を魅了するテニスを披露して、8-6で勝利。さらに、ダブルスでは、錦織/ アガシ組対松岡/ チャン組が行われ、途中でペアが入れ替わって、錦織/ 松岡組対アガシ/ チャン組となり、7-5で錦織/ 松岡組が勝利した。錦織とアガシは、お互い次のようにプレーの印象を語った。
「(アガシの)ボールが鋭かった。今の選手には少ないフラット系の球だったので、ちょっとびっくりしました。学べることもたくさんあって、すごく楽しかったです」と錦織。
「ここ数年、錦織のプレーを楽しみながら見てきました。非常にダイナミックで、動きが速く、才能豊かな選手だと思います。彼のプレーを目の前で見ることができて、新しい経験であり、楽しく試合できました」とアガシがコメントした。
また、チャリティーマッチとして、4年目を迎えるドリームテニスARIAKEだが、アガシは、来日を決めた理由を次のように語った。
「私は、人生の長い部分で、他の方の役にどう立てるかということを考えながら生きてきました。人によっては、これを責任だと思うかもしれないし、機会だと思うかもしれない。」
「いずれにしても、皆さんが必要としていることを提供したり、何らかの手助けをしたりして、自分達も何か得るものがある素晴らしいチャンスだと考え、ぜひ参加したいと思った。東北の皆さんは、大変な困難を乗り越えようとなさっているので、それを何らかの形で、手を差し伸べられたらいい」
さらに、錦織もまだまだ支援が必要だとメッセージを残した。
「このエキシビションを通じて、スポーツの楽しさだったり、ここで得たお金で、テニスコートを作ったり、ラケットを買ったり、純粋にスポーツを楽しむことを今そういう環境のない子供達に味わせてあげたい。自分が現地に行って何かできれば一番いいですけど、今は結果を出して、いいニュースを届けるのが自分の役目だと思っている」と話した。
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