男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード、賞金総額約652万ドル/優勝賞金約80万ドル)は8日、シングルス2回戦が行われ、第8シードの
M・ラオニチ(カナダ)が主催者推薦枠で出場の
J・モナコ(アルゼンチン)との対戦を、第1セットのゲームカウント2-5のところで途中棄権を申し入れ、3回戦進出とはならなかった。
両者は今回が2度目の対戦で、ラオニチとモナコの対戦成績は1勝1敗となった。
世界ランク8位のラオニチは、先日行われた楽天ジャパン・オープン準決勝で
G・シモン(フランス)を下し、大会3年連続の決勝進出を果たした。
決勝では
錦織圭(日本)に大接戦の末に敗れ、3年連続の準優勝に終わった。
《ラオニチvs錦織の記事はこちら》また、8月に行われたシティ・オープン男子決勝で同胞の
V・ポスピシル(カナダ)を下し、今季初のタイトル獲得を果たした。
《ラオニチ優勝の記事はこちら》ラオニチの棄権により勝利したモナコは、3回戦で
M・ユーズニー(ロシア)と対戦する。
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