男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
錦織圭(日本)と
J・シャーディ(フランス)の対戦は、第1セット6-4で錦織が先取し、2年ぶり準決勝進出に王手をかけた。
シャーディのサービスで始まったこの試合、錦織は第1セット2ゲーム目でシャーディにセカンドサービスをフォアハンドで叩かれ15-40とし、次のポイントではネットにつめた錦織をロブで抜きブレークに成功する。
しかし第3ゲーム、錦織は3度目のブレークチャンスでブレークバックに成功する。
第7ゲームでブレークチャンスが訪れるが活かすことが出来ず、シャーディがサービスキープするが第9ゲーム、錦織はデュースに持ち込みブレークに成功する。
第10ゲームでサービスキープし42分で第1セットを先取した。
両者は4度目の対戦となり、これまでの対戦成績は1勝2敗と負け越しており、直近の2試合で連敗している。
錦織は昨日シングルス2回戦を終えた後にダブルス準々決勝を行う予定だったが、錦織が臀部の痛みを訴え棄権を申し入れている。
《錦織 ダブルス棄権の記事はこちら》錦織は2年ぶり準決勝進出、シャーディは4度目の出場大会で初の準々決勝進出を果たし、初の準決勝進出を狙う。
この試合の勝者は準決勝で
B・ベッカー(ドイツ)と
J・ソック(アメリカ)の勝者と対戦する。
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