女子テニスツアーの武漢オープン(中国/武漢、ハード)は27日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が第6シードの
E・ブシャール(カナダ)を6-3, 6-4のストレートで下し、今季3勝目をあげた。
両者は今回が3度目の対戦となり、クヴィトバはブシャールとの対戦成績を3勝0敗とした。
クヴィトバとブシャールは、今年のウィンブルドン決勝で対戦しており、その時はクヴィトバが勝利して大会2度目の優勝を果たした。今回はウィンブルドン決勝の再現となった。
《ウィンブルドン優勝の記事はこちら》この試合、クヴィトバはファーストサービスが入った時に66パーセントの確率でポイントを獲得した。さらに、ブシャールのサービスゲームを5度のブレークチャンスから3度ブレークに成功し、1時間20分で優勝を手にした。
今大会クヴィトバは、上位シードのため2回戦からの登場。2回戦で
K・ナップ(イタリア)、3回戦で
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)、準々決勝で
C・ガルシア(フランス)、準決勝で
E・スイトリナ(ウクライナ)を下し、今回ブシャールに勝利して今季3勝目をあげた。
一方、敗れたブシャールも2回戦からの登場となり、2回戦で
M・バーテル(ドイツ)、3回戦で
A・リスケ(アメリカ)、準々決勝で
A・コルネ(フランス)、準決勝で第8シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)を下してクヴィトバとの決勝に駒を進めるも、ウィンブルドンのリベンジとはならなかった。
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