女子テニスツアーの武漢オープン(中国/武漢、ハード)は23日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が
A・コルネ(フランス)との対戦を、第1セットのゲームカウント6-5の時点で途中棄権を申し入れ、3回戦進出とはならなかった。
この試合、セリーナはコルネに3度のブレークを許すも、それを上回る4度のブレークに成功した。しかし、第1セットのゲームカウント6-5とリードしていたが、途中棄権を申し入れて2回戦で姿を消した。
途中棄権の理由はまだ明かされていない。
世界ランク1位のセリーナは、今年のウィンブルドンの女子ダブルスで実の姉である
V・ウィリアムズ(アメリカ)と組み2回戦に登場したものの、ウィルス疾患で途中棄権した。その後は数日の入院を余儀なくされていたが、復活してコートに戻ってきた。
その後は、圧倒的な強さを見せつけ、8月のバンク・オブ・ウエスト・クラシックとW&Sオープン女子で優勝。全米オープンでは、決勝で
C・ウォズニアキ(デンマーク)を下して大会3連覇を達成した。
《全米オープン優勝の記事はこちら》一方、世界ランク21位のコルネは、今年のドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権女子とウィンブルドンでセリーナと対戦しており、いずれも勝利をおさめている。今回はセリーナの棄権により3回戦に駒を進めた。
3回戦でコルネは、
K・フリッペンス(ベルギー)と対戦する。
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