テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ決勝、フランス対スイスの対決はクレーコートで行われることが決まった。デビスカップ初優勝を狙う
R・フェデラー(スイス)率いるスイスは初優勝が阻まれるかもしれない。
決勝は11月21日から23日にかけ、フランス北部のリールにある27,000人収容可能なピエール・モーロア・スタジアムで行われ、デビスカップ優勝回数3位のフランスは10度目の優勝を目指し、スイスは初優勝を狙う。
デビスカップ決勝戦はATPワールドツアー・ファイナルの5日間後に予定されており、フランスによる戦略的な行動と思われる。と言うのは、最終戦はハードコートで行われ、出場が予定されるフェデラーと
S・ワウリンカ(スイス)にクレーコートに慣れる時間があまり残されていないからである。
さらにツォンガとガスケはフェデラーにクレーコートで勝った事がある。
「結果にはあまり影響しないと思う。」と世界ランク12位のツォンガがコメントしており、「みんながどんなサーフェスでも良いプレイをできる選手たちだ」と続けた。
17度のグランドスラム優勝者のフェデラーとオリンピックのダブルスで金メダルを獲得したワウリンカはデビスカップ優勝に期待されている。しかし、
JW・ツォンガ(フランス)や
G・モンフィス(フランス)、
R・ガスケ(フランス)などがいる強力なフランスと対戦する。
スイスは唯一決勝戦まで上がったのは
A・アガシ(アメリカ)や
J・クーリア(アメリカ)、
J・マッケンロー(アメリカ)、
P・サンプラス(アメリカ)が代表するアメリカに敗れた1992年の時だった。
■関連記事■ ・ナダルの代わりにフェデラー出場・フェデラー「最高の気分」・錦織 圭 初戦は第4試合・マレー 「私は後悔してない」・ナダルの叔父 新監督を批判
■関連動画■ ・帰ってきた元王者ロディック・錦織らがマンU所属のスター選手と夢の対面