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ナダルの叔父 新監督を批判

世界2位R・ナダル(スペイン)のコーチ、また叔父でもあるトニー・ナダルが男子と女子テニスの間にはかなりの違いがあることを指摘し、今年のデビスカップに参加するスペイン代表チームの新監督に女性を任命した事に対し、「監督に就く者は男子テニス界で経験を持つ人が好ましい」と強く批判する意見を述べた。

しかし、彼のコメントについてスペインの有力な政党等が「性的差別」と位置付け、批判した。そして、テニス界で素晴らしい歴史を持つスペインにおいて、トニーのコメントは批判を呼ばざるを得ないという。

日曜日に前監督のC・モヤ(スペイン)と交代することになったWTAの元選手のG・レオン(スペイン)はスペイン初、女性のデビスカップ代表監督となった。

トニーは「彼女の能力についても知りませんし、彼女自身に対して批判しているわけではない。もちろん、彼女が上手くやって欲しいと思っています。ただ、論理的に言えば、男子テニスと女子テニスは根本的に違います。だから、彼女は監督に適していないと言っているだけです。」と続けた。

「男子テニスと女子テニスの根本的な違いは戦略が全く違うことであって、どっちかが良いとか悪いとかの話ではないのです。」

トニー・ナダルはそもそも「彼女が少なくても10年ほど男子テニスでコーチングしていれば文句ない」と加えて、同役にJ・C・フェレーロ(スペイン)のような元男子選手が就くと期待していたことを明らかにした。

40歳を迎えたレオンは、監督に就く準備はできていると発表し、「私は性的差別について議論する為に来たわけではありません。むしろ、デビスカップを優勝させるために来ました」と述べた。

ロッカールームで発生しそうな気まずい空気について聞かれたレオンは「私は自分自身をコントロールします」とジョークを言いながら、「問題無いです。ノックするだけです」と答えた。

デビスカップメンバーのF・ロペス(スペイン)はトニー・ナダルを性的差別を発言したことによるバッシングから守ろうとしたが、彼自身を含めて、選手等は女性監督を受け入れると語った。

「男子ロッカールームに女性が入ることに違和感を感じているとトニーが考えているだけだ。しかし、これは慣れれば問題ないと思います。男性監督も女子チームを担当すると同様にね」と意見を述べた。

A・モレスモ(フランス)の下で学ぶA・マレー(英国)はレオンにツイッターを通じて言祝いた。他にも、ITFの副会長のファン・マルゲッツ氏がレオンに祝いの言葉を述べたとスペイン・テニス連盟が明かした。

レオンの任命は「性的差別に関する固定観念をなくすことに貢献している」とスペインの国民党の国会議員アルフォンス・アロンソ氏が表明したという。

スペインのデビスカップ代表チームに女性監督は初めてとなるが、女子チームテニスのフェドカップ代表チームには、1993年から2011年にかけてミゲル・マルゲッツ氏が監督として活躍していた。2011年からはA・サンチェス=ビカリオ(スペイン)が女子チームの監督に就任した。

ミゲル・マルゲッツ氏は1993-1996年の間、監督としてチームを8回の決勝戦から4度タイトルを獲得する素晴らしい記録を残した。

ナダルはスペインのために戦ったのが昨年までだった。今年のデビスカップで、スペイン代表チームは14度のグランドスラム優勝を誇るナダル抜きで戦うも、敗れることとなった。過去のデビスカップで5度の優勝を飾ったスペインは、3-1でブラジルに敗れた試合で、1999年以降初めてワールドグループから降格することとなった。そのため、スペイン・テニス連盟のオファーを断りモヤがキャプテンを辞退する決意をした。

しかし、レオンの任命はナダルがチームに帰ってくることに影響はないとトニー・ナダルが指摘した。

レオンはWTAツアーで651試合を戦い、2000年にマドリッド・オープンで優勝を果たした。同年に自己最高ランクの27位に浮上した。彼女は1996年から1997年、1999年と2001年にフェドカップに出場する歴史を持つ。2004年に選手を引退した後、女子選手を監督してきたレオンは2014年の6月にスペイン・テニス連盟のスポーツディレクターに任命された初めての女性だった。

2015年度のデビスカップでスペインは7月に行われる2回戦から登場する。


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(2014年9月24日17時51分)

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