女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
A・ケルバー(ドイツ)が第6シードの
D・チブルコワ(スロバキア)を6-3, 6-0のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
試合後に行われた会見でケルバーは「ファーストセットは結構接戦で、スコア的には6-3でしたが内容はかなり良い試合だったと思います。セカンドに入って本当に自分のテニスが出来るようになって、1ポイント1ポイント集中しながら出来ました。集中力が決め手だったと思います。」と振り返った。
準決勝で対戦する可能性がある
A・イバノビッチ(セルビア)については「非常に準決勝、楽しみにしています。昨年学んだこと、非常にポジティブな気持ちで挑みたいと思っています。勝っても非常にタフな試合になると思います。ですから攻撃的なプレーで頑張りたいと思っています。」と意気込みを語った。
一方、敗れたチブルコワは「第2セットでは集中力がだんだんと失ってしまって、絶対にミスが出せないような所で私はどんどんミスが増えてきて、なかなか自分が試合に入っていくことが出来なかったのを感じていました。自分の中では絶対にミスを出さないと言い聞かせていたが、彼女の方が調子を上げてきて全部ゲームを持っていかれました。」と話した。
また、今年の全豪オープン決勝で対戦した
N・リー(中国)の引退については「彼女は本当に素晴らしいプレーヤーで、人間としてプレーヤーとしてもすごく尊敬していました。アスリートとして女性としてもみんなに慕われていた方だと思います。最終的に私は1度も彼女に勝つことが出来なかったのですが、この先彼女はまた一段と幸せになっていくことを願っています。」とコメントした。
敗れたチブルコワ
勝利したケルバーは、20日に行われる準決勝でイバノビッチと対戦。センターコートの第2試合目に組まれている。
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