女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)が今年も予選を含む、9月13日(土)から21日(日)までの9日間に渡り、有明コロシアム及び有明テニスの森公園コートにて開催されるにあたり、17歳で世界ランク33位の
B・ベンチッチ(スイス)が主催者推薦枠で出場することが決まった。
ベンチッチは、先日行われた全米オープン1回戦で
Y・ウィックマイヤー(ベルギー)、2回戦は第31シードの
奈良くるみ(日本)、3回戦は第6シードの
A・ケルバー(ドイツ)、4回戦は元女王で第9シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)を破る快進撃を見せた。グランドスラム4大会目にして早くもベスト8進出を果たし、新時代の女王候補に名乗りを上げた。
2013年シーズン、全仏オープン・ジュニアとウィンブルドン・ジュニアを制し、ジュニア世界ランク1位の称号を手にしたベンチッチは、今年から本格的にツアーに参戦。
早いタイミングでボールを捉え、前後左右に展開して相手を翻弄するスタイルは、コーチを務めるメラニー・モリターの愛娘、
M・ヒンギス(スイス)を思わせるプレーヤーとして、世界中のテニスファンから注目を集めている。
今大会には、19歳の
M・キーズ(アメリカ)、22歳の奈良くるみ、22歳の
C・ジョルジ(イタリア)と期待の若手が顔を揃えているだけに、次世代を担うプレーヤーによる熱き戦いが繰り広げられる。
《奈良くるみ ストレートインの記事はこちら》すでにヤンコビッチ、
A・イバノビッチ(セルビア)、
V・アザレンカ(ベラルーシ)、今年の全米オープン準優勝の
C・ウォズニアキ(デンマーク)ら元世界ランク1位が勢揃いで参戦、さらに
S・エラーニ(イタリア)、主催者推薦枠で
クルム伊達公子(日本)が出場することが決まっている。
さらに、最終日である9月21日のシングルス決勝戦終了後に行うエキシビションマッチに、元女王ヒンギスと元世界ランク3位のM・マレーバ=フラニエールが登場することが決定している。
《元女王ヒンギス マレーバ登場》
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