テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は5日、女子シングルス準決勝が行われ、大会3連覇を狙う第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第17シードの
E・マカロバ(ロシア)を6-1, 6-3のストレートで下し、4年連続の決勝進出を決めた。
両者は今回が5度目の対戦となり、セリーナはマカロバとの対戦成績を4勝1敗とリードを広げた。
決勝でセリーナは、第10シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦する。
世界ランク1位のセリーナは今大会、1回戦で
T・タウンセンド(アメリカ)、2回戦で
V・キング(アメリカ)、3回戦で
V・レプシェンコ(アメリカ)、4回戦で
K・カネピ(エストニア)、準々決勝で第11シードの
F・ペネッタ(イタリア)を下しての勝ち上がりとなっており、今回準決勝でマカロバを下して決勝進出を決めた。
また、セリーナは今大会のダブルスに姉の
V・ウィリアムズ(アメリカ)と組んで出場。準々決勝でマカロバ/
E・ヴェスニナ(ロシア)組に敗れていたが、シングルスではマカロバに圧勝となった。
一方、敗れたマカロバは、今大会4回戦で第7シードの
E・ブシャール(カナダ)を破って勝ち上がり、準々決勝で同大会2度の準優勝を果たした元女王
V・アザレンカ(ベラルーシ)を下して、グランドスラム初のベスト4進出を決めた。今回はグランドスラム初の決勝進出を狙うも、世界ランク1位のセリーナの壁は破れなかった。
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