テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は3日、女子シングルス準々決勝が行われ、同大会2度の準優勝を果たした第16シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)が第17シードの
E・マカロバ(ロシア)に4-6, 2-6のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
両者は今回が6度目の対戦となり、アザレンカとマカロバの対戦成績は3勝3敗となった。
この試合、第1セットの第5ゲームでアザレンカが先にブレークに成功。しかし、その直後にマカロバにブレークバックを許してしまう。第9ゲームでは、ブレークチャンスをものに出来ず、第10ゲームでアザレンカは再びブレークを許し、ゲームカウント4-6で先取される。第2セットでも、第6・第8ゲームと2度のブレークを許したアザレンカは、第2セットをゲームカウント2-6で連取され、1時間27分で敗れた。
元世界ランク1位のアザレンカは、2012・2013年と2度決勝進出を果たしており、ともに決勝で
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れるも2年連続で準優勝を飾っている。今回はマカロバに敗れて3年連続のベスト4進出とはならなかった。
《昨年の決勝記事はこちら》また、アザレンカは左足の怪我のため、3カ月以上ツアーから離れ治療とリハビリにあてていた。そのため、今年の全仏オープンを欠場し、ウィンブルドンでは2回戦で姿を消していた。
《アザレンカ欠場の記事はこちら》一方、勝利したマカロバは、今大会4回戦で第7シードの
E・ブシャール(カナダ)を破って勝ち上がり、準々決勝で元女王アザレンカを下して、グランドスラム初のベスト4進出を決めた。今年のウィンブルドンでは、4回戦
A・ラドワンスカ(ポーランド)を破ってベスト8進出を果たした。
マカロバは準決勝で、第1シードのセリーナと第11シードの
F・ペネッタ(イタリア)の勝者と対戦する。
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