テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は31日、男子シングルス3回戦が行われ、第20シードの
G・モンフィス(フランス)が同胞で第12シードの
R・ガスケ(フランス)を6-4, 6-2, 6-2のストレートで下し、4回戦進出を決めた。
両者は今回が11度目の対戦となり、モンフィスはガスケとの対戦成績を7勝4敗とリードを広げた。
この試合、モンフィスはファーストサービスが入った時に84パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ガスケのサービスゲームを9度のブレークチャンスから6度成功して、1時間55分で勝利をおさめた。
勝利したモンフィスは、4回戦で第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と
D・ゴファン(ベルギー)の勝者と対戦する。
元世界ランク7位のモンフィスは、2010年の全米オープン準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも、4回戦でガスケを下してベスト8進出を果たしたのが同大会での最高成績となっている。昨年は2回戦で
J・イズナー(アメリカ)に敗れて姿を消した。
今季のグランドスラムの成績は、全豪オープン3回戦でジョコビッチに敗れ、全仏オープンでは
G・ガルシア=ロペス(スペイン)を下してベスト8進出を果たしており、ウィンブルドンでは、2回戦で
J・ヴェセリ(チェコ共和国)に敗れて2回戦で姿を消した。
《モンフィス ベスト8の記事はこちら》一方、敗れたガスケは、昨年の全米オープン準決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れるも、準々決勝で
D・フェレール(スペイン)下してベスト4入りを果たした。しかし、今回は同胞のモンフィスに敗れて3回戦で姿を消すこととなった。
《ガスケ全米オープン4強入りの記事はこちら》
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