テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は31日、男子シングルス3回戦が行われ、第4シードの
D・フェレール(スペイン)は第26シードの
G・シモン(フランス)に3-6, 6-3, 1-6, 3-6で敗れ、4回戦進出を逃した。
この試合、フェレールはシモンに9度のサービスエースを決められ、52度のエラーから7度のブレークを許し、2時間48分で敗れた。
両者は7度目の対戦となり、フェレールはシモンに5勝2敗とした。
第4シードのフェレールが敗れた事により、男子では上位シード勢最初の敗退となった。
勝利したシモンは4回戦で第18シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)を6-3, 3-6, 6-3, 6-4で下した第14シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
シモンは同大会の最高成績を2011年
J・イズナー(アメリカ)に敗れた4回戦進出が最高としており、3年ぶり2度目の4回戦進出となる。
シモンは今年のグランドスラム3大会全て3回戦進出となっており、今年の最後のグランドスラムで今季初の4回戦進出を決めた。
またフェレールが同大会3回戦より早いラウンドで敗退するのは2009年に2回戦敗退した時以来5年ぶりとなり、今年のグランドスラムの成績は全豪オープン、全仏オープンでベスト8、ウィンブルドンでは2回戦で世界ランク96位の
A・クズネツォフ(ロシア)に敗れている。
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