テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は30日、女子シングルス3回戦が行われ、第7シードの
E・ブシャール(カナダ)が第30シードのB・ザフラヴォワ・ストリツォワを6-2, 6-7 (2-7), 6-4のフルセットで下し、同大会初の4回戦進出を決めた。
この試合ブシャールはファーストサービスが入った時68パーセントの確率でポイントを獲得し、ザフラヴォワ・ストリツォワから7度のブレークに成功し2時間31分で勝利した。
第1セット序盤から両者のブレークで始まったこの試合、第2ゲームでブシャールがブレークに成功すると5ゲーム連取し第1セットを6-2で先取する。
第2セット、ブシャールは第2・第6ゲームとザフラヴォワ・ストリツォワの長いサービスゲームをブレークしきれずにタイブレークに突入するとタイブレークで4度のミニブレークを許し、追いつかれる。
第3セット、両者サービスキープが続くと第7ゲームで先にブシャールがブレークに成功するが、第8ゲームでブレークバックを許す。しかし第9ゲーム、最後はザフラヴォワ・ストリツォワのダブルフォルトでブレークに成功すると第10ゲームをラブゲームでキープし勝利した。
勝利したブシャールだがポイントを取りきれない場面が目立ち、21度のエラーと苦戦した。
両者は3度目の対戦となり、ブシャールはザフラヴォワ・ストリツォワに3勝0敗とし、勝利したブシャールは4回戦で
Z・ディアス(カザフスタン)を6-2, 6-4で下した第17シードの
E・マカロバ(ロシア)と対戦する。
S・ハレプ(ルーマニア)や
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が敗れる中順調に勝ち進み、今年のグランドスラム3大会で唯一ベスト4進出しているブシャールの快進撃に期待がかかる。
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