テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は29日、女子シングルス3回戦が行われ、第19シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)は第13シードの
S・エラーニ(イタリア)に0-6, 6-0, 6-7 (5-7)のフルセットで敗れ、13年ぶり優勝とはならなかった。
この試合、ヴィーナスは第1セットサービスゲームを全てブレークを許し、第2セットは逆にエラーニのサービスゲーム全てブレークに成功する。ファイナルセットでは両者3度ずつのブレークからタイブレークに突入すると、ヴィーナスは1・5・12ポイント目でミニブレークを許し、2時間1分で敗れた。
両者は4度目の対戦となりヴィーナスはエラーニに3勝1敗とし、初めてエラーニに敗れた。
また、同日行われた妹の
S・ウィリアムズ(アメリカ)と組んで出場したダブルス2回戦ではO・カラシニコバ(グルジア)/
O・サウチュック(ウクライナ)組と対戦し、6-2, 6-1で快勝し3回戦進出を決めた。
勝利したウィリアムズ姉妹は3回戦で
M・イラコビッチ(ニュージーランド)/
A・パーラ=サントンハ(スペイン)組を6-7 (5-7), 6-3, 6-3で下した第12シードの
G・ムグルサ(スペイン)/
C・スアレス・ナバロ(スペイン)組と対戦する。
またシングルスで勝ち進んでいるセリーナは3回戦で
V・レプシェンコ(アメリカ)と対戦する。
ウィリアムズ姉妹は同大会1999・2009年で優勝しており、3度目の優勝を狙う。
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