テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は28日、女子シングルス2回戦が行われ、1回戦で全豪準優勝で第12シードの
D・チブルコワ(スロバキア)を下す大金星をあげた15歳の
C・ベリス(アメリカ)が、
Z・ディアス(カザフスタン)に3-6, 6-0, 2-6のフルセットで敗れ、3回戦進出とはならなかった。
この試合、ベリスはファーストサービスが入った時に獲得するポイントの確率が53パーセントと低く、試合を通して54本もの凡ミスを犯した。さらに、ディアスに5度のブレークを許し、1時間56分で敗退となった。
今大会1回戦でベリスは、今年の全豪オープンで準優勝を飾った第12シードのチブルコワを6-1, 4-6, 6-4のフルセットで下す大金星をあげ、今回2回戦に駒を進めた。
15歳のベリスは、今大会には主催者推薦枠で出場。USTAジュニア女子国内大会では優勝を飾っている。
地元開催となるベリスに熱い声援が送られたが、その期待に応えることは出来なかった。
ベリスに勝利したディアスは、3回戦で第17シードの
E・マカロバ(ロシア)と対戦する。
■関連記事■ ・元1位が42位に敗れる波乱・ヴィーナス「何でも出来る選手」・奈良 くるみ 因縁の相手に敗退・シャラポワ 2回戦は逆転勝利・クルム伊達 元1位に逆転許す
■関連動画■ ・コートに帰ってきた元王者ロディックを特集!・錦織らがマンU所属のスター選手と夢の対面!