テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)が世界ランク80位の
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)を7-6 (7-5), 7-6 (7-5), 7-6 (7-3)のストレートで下し4回戦進出を決めた。
この試合、ラオニチは6度のダブルフォルトを犯すも22度のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時89パーセントと高い確率でポイントを獲得し、3セット全てタイブレークに突入するもラオニチが競り勝ち2時間43分で勝利した。
両者は2度目の対戦となりラオニチはエストレージャ=ブルゴスに2勝0敗とした。
34歳のエストレージャ=ブルゴスは同大会本戦初勝利となり、グランドスラム初勝利を果たした。
勝利したラオニチは4回戦で第10シードの
錦織圭(日本)と対戦する。
両者は4度目の対戦となり2012年の楽天ジャパン・オープン決勝、2014年のムチュア・マドリッド・オープン3回戦では錦織が勝利しているが、同年のウィンブルドン4回戦ではラオニチが勝利し、グランドスラム初のベスト4進出を果たした。
《ラオニチvs錦織 ウィンブルドン4回戦の記事はこちら》ラオニチと錦織は今年3度目の対戦となる。
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