テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は30日、女子シングルス3回戦が行われ、第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)は世界ランク145位で今大会予選勝者の
A・クルニッツ(セルビア)に4-6, 4-6のストレートで敗る波乱が起きた。
この試合、クヴィトバは4度のサービスエースを決めるも6度のダブルフォルトを犯し、クルニッツから5度のブレークを許し1時間38分で敗れた。
両者は2度目の対戦となり、クヴィトバはクルニッツに1勝1敗とした。
勝利したクルニッツは4回戦で
E・ヴェスニナ(ロシア)を6-1, 6-1で下した第16シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。
21歳のクルニッツは昨年の同大会でグランドスラム初の本戦出場を決めるも1回戦敗退とし、今大会がグランドスラム初勝利となった。
クヴィトバは今年のウィンブルドンンで2011年以来となる2度目の優勝を果たし、全米オープンの前哨戦にあたるニューヘイブン・オープンで優勝し今大会に臨んでいたが、惜しくも2年連続3回戦敗退となった。
《クヴィトバ ウィンブルドン2度目の優勝の記事はこちら》女子シングルス上位シード勢で敗れてのはクヴィトバの他に第12シードのチブルコワが1回戦で15歳の
C・ベリス(アメリカ)(アメリカ)に敗れ、第4シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)(ポーランド)、
A・イバノビッチ(セルビア)(セルビア)が2回戦敗退、第6シードの
A・ケルバー(ドイツ)(ドイツ)、第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第19シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)が3回戦敗退となっている。
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