テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は28日、第10シードの
錦織圭(日本)が登場する。2回戦で錦織は世界ランク48位の
P・アンドゥハル(スペイン)と対戦する。
両者は過去に2度対戦しており、対戦成績は1勝1敗となっている。
直近の対戦は、昨年5月のムチュア・マドリッド・オープン男子準々決勝で、その時は錦織が敗れた。
この時錦織は
R・フェデラー(スイス)を破っての勝ち上がりだったが、アンドゥハルに敗れてベスト4進出とはならなかった。
《両者の対戦記事はこちら》錦織は過去の全米オープンで、2008年の4回戦で
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れて準々決勝進出を逃すも、3回戦で当時世界ランク4位の
D・フェレール(スペイン)を破ってベスト16入りを果たしたのが全米オープンでの最高成績となっており、昨年は1回戦で、
D・エヴァンス(英国)に敗れて初戦で姿を消した。
錦織は8月上旬、右足の親指に出来た嚢胞を取り除く手術を受けることを決断。そのため全米オープンの前哨戦であるロジャーズ・カップ男子とW&Sマスターズの2大会を欠場することとなった。
その後は19日に抜糸を行い、順調な回復を見せた。復帰戦となった今大会1回戦で主催者推薦枠で出場の
W・オディスニク(アメリカ)を下して勝利を飾った。
《1回戦の記事はこちら》錦織と対戦するアンドゥハルは、7月のクレディ・アグリコル・スイス・オープン決勝で元世界ランク10位の
J・モナコ(アルゼンチン)を下して、今季初のタイトル獲得とキャリア通算3勝目をあげた。
《アンドゥハル優勝の記事はこちら》また、2月のリオ・オープン男子準決勝では、
R・ナダル(スペイン)に敗れるも大接戦を演じた。
錦織は1回戦終了後のインタビューで、2回戦で対戦するアンドゥハルについて「あんまり苦手な部分がない選手。ストロークが良いので長いラリーにはなると思う」と話していた。
両者の試合は、8月28日11時(日本時間では8月29日夜中0時)から行われ、グランドスタンドの第1試合に組まれている。
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