テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)で世界ランク9位の
A・マレー(英国)は第8シードとして出場する。
元世界ランク1位の
J・マッケンロー(アメリカ)はマレーの状態について以下のように話している。
「アンディに何が起きているかを語るのは難しい。肉体的な問題を抱えているように見える。周囲が彼の状態について正確なことを言うのは不可能だが、そのように見える。彼はそれらの問題を解消する過程にあって自信を失い、彼は大きく変わった。アンディと(前コーチの)
I・レンドル(アメリカ)は一緒によく取り組んでいたと思う。」
「この状況を変えるために彼が行った(
A・モレスモ(フランス)をコーチに迎える)軌道修正は変わっていて、結果がどうなるかは分からない。この選択が正しかったかを判断をするにはもっと時間を与えるべきだが、全米オープンの時にはステップアップをしている必要があると思う。努力してきたことが、ここ2、3年と比較することになるからだ。」
マレーはレンドルと組み、2012年同大会
N・ジョコビッチ(セルビア)を破りグランドスラム念願の初優勝者を果たし、2013年にはウィンブルドン77年ぶり地元優勝を果たしている。
《マレー 全米オープン優勝の記事はこちら》《マレー ウィンブルドン優勝の記事はこちら》昨年9月に腰の手術を行い、2014年から大会復帰したマレーは3月にレンドルとコンビを解消し、3ヶ月間コーチ不在でツアーを周る。6月からモレスモと新たに臨んだ今年のウィンブルドンで連覇が期待されたが、準々決勝で
G・ディミトロフ(ブルガリア)に敗れ、今季はまだ優勝が無い。
《マレー手術決断の記事はこちら》《マレー レンドルと解消の記事はこちら》《マレーvsディミトロフの記事はこちら》
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