25日から開催されるグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)のドローが21日に発表され、第10シードでエントリーしている
錦織圭(日本)は1回戦で主催者推薦で出場する
W・オディスニク(アメリカ)と対戦する。
両者は初対戦となる。
現在世界ランキング180位のオディスニクの自己最高位は2009年に記録した77位が最高位としており、優勝経験は無い。全米オープンの最高成績は2007・2008年の2回戦進出が最高とし、グランドスラムでは2008年の全仏オープン3回戦進出が最高としている。
オディスニクは2010年に禁止薬物所持のため約1年の出場停止を受けた。全米オープンは2009年以降本戦出場しておらず、5年ぶりの本戦出場となる。
錦織が1回戦を突破し上位シード選手が勝ち進んだ場合、2回戦で
P・アンドゥハル(スペイン)と
J・ソック(アメリカ)の勝者、3回戦で第23シードの
L・マイェール(アルゼンチン)、4回戦で第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)、準々決勝で第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する可能性がある。
今月、右足の親指に出来た嚢胞を取り除く手術を行った錦織はロジャーズ・カップとW&Sマスターズを欠場している。19日に抜糸を行い、その後は足を使ったトレーニングが出来るようになってくると自身のブログで綴っており、22日に公開した自身のフェイスブックではフォアハンドを打っている動画を公開し、「今夜遅くにニューヨークに向かう」とコメントしている。
《錦織「ニューヨークに向かう」》
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