テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は22日、男子シングルス予選3回戦が行われ、
ダニエル太郎(日本)が予選第10シードの
P・ポランスキー(カナダ)を4-6, 7-5, 6-3の逆転で下し、グランドスラム初の本戦出場を決めた。
この試合、ダニエル太郎は7度のダブルフォルトを犯すも、ファーストサービスが入った時に68パーセントの確率でポイントを獲得し、ポランスキーのサービスゲームを6度ブレークに成功して2時間29分で初の本戦入りとなった。
ダニエル太郎は、今年の全豪オープンの予選に出場するも、惜しくも予選3回戦で敗れて本戦出場を逃した。
《全豪オープン予選の記事はこちら》その後の全仏オープンとウィンブルドンの予選に出場するも、いずれも予選1回戦で敗退となった。そして今回予選3試合を勝ち抜いて、念願のグランドスラム初の本戦出場を決めた。
21歳のダニエル太郎は、2月のロイヤル・ガード・オープン・チリに予選を勝ち抜き本戦入りを果たし、2回戦で
F・デルボニス(アルゼンチン)を大接戦の末に下してATPツアー初のベスト8進出を果たした。
《ATPツアー初ベスト8の記事はこちら》さらに、4月に行われたデビスカップ準々決勝では、日本代表チームに初選出され、シングルス2試合に出場。強豪チェコ共和国を相手に粘りあるテニスを見せた。
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