男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は14日、シングルス3回戦が行われ、第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)が元世界ランク9位で第14シードの
M・チリッチ(クロアチア)を3-6, 6-0, 6-1の逆転で下し、順当にベスト8進出を決めた。
両者は今回が9度目の対戦となり、ワウリンカはチリッチとの対戦成績を7勝2敗とさらにリードした。
この試合、ワウリンカはファーストサービスが入った時に83パーセントと高い確率でポイントを獲得した。さらに、8度のブレークチャンスから5度ブレークに成功して1時間22分で勝利をおさめた。
準々決勝でワウリンカは、
J・ベネトー(フランス)と対戦する。
世界ランク4位のワウリンカは、先週のロジャーズ・カップ男子3回戦で
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦し、ストレートで敗れてベスト8入りを逃した。
《ワウリンカvsアンダーソンの記事はこちら》今年の全豪オープンでは、決勝戦で
R・ナダル(スペイン)を破ってグランドスラム初のタイトルを獲得した。しかし、今年の全仏オープンでは初戦敗退となっており、ウィンブルドンでは準々決勝で
R・フェデラー(スイス)に敗れてベスト4進出を逃した。
過去同大会では、2012年に準決勝でフェデラーに敗れるもベスト4入りを果たしており、昨年は2回戦で敗退している。
一方、敗れたチリッチは、今年のウィンブルドン3回戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を下し、準々決勝では
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも接戦を演じた。
《チリッチvsジョコビッチの記事はこちら》
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