男子テニスで世界ランキング1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)はW&Sマスターズで第1シードとして出場し、優勝した場合、1990年以来史上初となるマスターズ9大会制覇の偉業を達成する。
昨年から期待がかかっていたジョコビッチだが、昨年は準々決勝で
J・イズナー(アメリカ)に敗れており、2008・2009・2011・2012年で4度決勝進出しているが、2008・2011年には
A・マレー(英国)、2009・2012年には
R・フェデラー(スイス)に敗れ準優勝としている。
同大会は上位8シードまでが1回戦免除のため、ジョコビッチは2回戦から登場し、初戦は
G・シモン(フランス)と予選勝者の
B・トミック(オーストラリア)の勝者と対戦する。
シード選手が順当に勝ち進んだ場合、ジョコビッチは準々決勝で第6シードの
D・フェレール(スペイン)、準決勝で第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)、決勝で第2シードのR・フェデラーと対戦する可能性がある。
マスターズ9大会のうち、
R・ナダル(スペイン)はソニー・オープン男子(マイアミ)、BNPパリバ・マスターズ(パリ)、上海マスターズ(上海)で優勝できておらず6大会制覇、R・フェデラーはモンテカルロ・マスターズ(モンテカルロ)、BNLイタリア国際(ローマ)、上海マスターズで優勝できておらず、ナダルと同じく6大会制覇となっている。
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