男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)は8日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が
K・アンダーソン(南アフリカ)を5-7, 7-5, 7-6 (9-7)の逆転で下し、大会初の準決勝進出を決めた。
両者は今回6度目の対戦となり、ディミトロフはアンダーソンとの対戦成績を5勝1敗とした。
この試合、ディミトロフはアンダーソンに15本のサービスエースを決められるも、ファーストサービスが入った時に78パーセントの確率でポイントを獲得した。さらに、アンダーソンのサービスゲームを3度ブレークに成功して2時間59分の接戦をものにした。
準決勝でディミトロフは、第13シードの
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
現在、自己最高位となる世界ランク8位のディミトロフは、今年のウィンブルドン準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に接戦の末に敗れるも、昨年覇者
A・マレー(英国)を下してグランドスラム初のベスト4入りを果たした。
《ディミトロフ4強入りの記事はこちら》ディミトロフは、3月のアビエルト・メキシコ・テルセル、4月のBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー、6月のAEGON選手権と今季3度のタイトルを獲得している。
5月に行われたBNLイタリア国際男子では、マスターズ大会初のベスト4入りを決め、今回マスターズ2大会連続の準決勝進出となった。
《ディミトロフ、誕生日に初4強》またディミトロフは、先週出場を予定していたシティ・オープン男子をインフルエンザのため直前で欠場した。
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