男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)は7日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第15シードの
M・チリッチ(クロアチア)を7-6 (7-5), 6-7 (3-7), 6-4のフルセットで下し準々決勝進出を決めた。
この試合、フェデラーはファーストサービスが入った時82パーセントの確率でポイントを獲得し、チリッチから第3セット第9ゲーム、40-0から巻き返し、1度のブレークに成功し、2時間39分で勝利した。
両者は5度目の対戦となり、フェデラーはチリッチに5戦全勝とした。
勝利したフェデラーは準々決勝で
I・ドディグ(クロアチア)を1-6, 6-3, 6-3で下した第5シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。
フェデラーは同大会、2004・2006年に優勝を果たしており、8年ぶり3度目の優勝を狙う。
また、8日はフェデラー33歳の誕生日となり、誕生日の日に勝利を上げベスト4進出なるか期待がかかる。
その他同日に行われた対戦は以下の通りとなる。
【シングルス3回戦】
○
JW・ツォンガ(フランス)(13) vs. ●
N・ジョコビッチ(セルビア)(1), 6-2, 6-2
○
A・マレー(英国)(8) vs. ●
R・ガスケ(フランス)(12), 0-0(棄権)
○
K・アンダーソン(南アフリカ) vs. ●
S・ワウリンカ(スイス)(3), 7-6 (10-8), 7-5
○
G・ディミトロフ(ブルガリア)(7) vs. ●
T・ロブレド(スペイン)(17), 7-5, 5-7, 6-4
○
M・ラオニチ(カナダ)(カナダ)(6) vs. ●
J・ベネトー(フランス), 6-3, 4-6, 6-4
○
F・ロペス(スペイン) vs. ●
T・ベルディヒ(チェコ共和国)(4), 3-6, 6-3, 6-4
○D・フェレール(5) vs. ●I・ドディグ, 1-6, 6-3, 6-3
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