- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

フェデラー ボレー軽視に難色

男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)で5日に行われたシングルス2回戦で、主催者推薦で出場のP・ポランスキー(カナダ)を6-2, 6-0のストレートで下した第2シードのR・フェデラー(スイス)は、今はこれまでにないくらいリラックス出来ていると大会へ向けての会見で語っていた。

《フェデラー 新ラケットで完勝》

現在32歳のフェデラーは、史上最多となる17回のグランドスラム優勝を誇るなど、テニス選手としての成功を収めながら、プライベートでも今年の5月にはミルカ夫人が2度目の双子を出産するなど、4人の子供にも恵まれるなど、充実した生活を送っている。

「このところ、前向きな面ばかりなんだ。若い頃はもっとプレッシャーも感じていた。それに人々が言うようにやらなければとも思っていたし、全ての事に耳を傾けなければとも思っていた。今は自分のペースで物事を行えるし、その過程さえ楽しんでいるんだ。」

今大会2004年と2006年に優勝しているフェデラーはそう語るように、この日もP・ポランスキーをわずか52分で一蹴するプレーを見せて、大会3度目の優勝へ向けて順当に3回戦進出を決めた。

現在彼のコーチをしている元世界ランク1位のS・エドバーグ(スウェーデン)氏もフェデラーの充実ぶりを感じていた、

エドバーグ氏は「彼(フェデラー)は未だにコートへ立って一生懸命練習する気持ちを持っているし、高いモチベーションも持ち続けている。そしてそれは本当に大切な事だと思う。今年ここまで好調なプレーを見せてくれているのは非常に嬉しい事さ。」とフェデラーについて語っていた。

「テニス人生のこの時期でも自分のテニスの向上についても前向きなんだ。それにまだ改善出来る部分が残されているとも感じているしね。」とフェデラーの更なる可能性についても触れていた。

そしてフェデラー自身も「他人へ何かを証明する必要もないと感じているんだ。もちろんそれに反論する人もいるけどね。自分に取っては、練習でどう感じるか、自分のモチベーションはどうか、自分のプレーが実際どうなのか、そしてそれをどう感じるかが重要で、他人がどう思っているかではないんだ。今は過去にないくらい、そう言う事をより鮮明に分析出来ているのさ。」と、現在の心境を明かしていた。

そして彼の子供の頃のテニスに比べるとラケットの進化によりテニス自体にも大きな変化が起きている事を感じていると言う。

「きっと大会主催者の中には、ビッグサーブやビッグショットでポイントを取ってほとんどラリーなどもない試合展開に飽き飽きしている人もいるのではないか。そしてテニスと言うスポーツ自体がとても肉体的な競技に変わってもいる。そんな流れの中で多くのサーブ・アンド・ボレーヤーが消えて行ってしまった。」

「世界中のコーチ達も良いフォアハンドとバックハンドを持つストローク・プレーヤーや、ビッグサーバーを育てて来ている。そして多少ボレーヤーを軽視しているんじゃないかな。自分はそんなボレーヤー達もまだやっていけると信じているけどね。ただ実際は年々難しくなっていて、成功を収める選手のほとんどがストローカーなのが現実さ。」

「そして明らかに次世代の選手達もそんな影響を受けている。今はまたスピードアップする展開への過渡期に立たされているような気もする。」と自身の考えを唱えていた。

しかしフェデラー自身はどちらかと言うとスローになっていると言う。彼は記者会見などでは英語とドイツ語とフランス語で会見を行ってくれるように期待されていた。もちろん今でもリクエストされれば受けてはくれるし、大会のチケットを売る活動にも積極的に参加してくれる。そんな中で同時に一歩引く準備も出来ている。

「自分はと言うと、すでに多くの人が自分の事を知ってくれている。だからこれからは他の選手達の名前を覚えてもらう番だと思っているんだ。」と、若手への気遣いも見せていた。


■関連記事■ 

・フェデラー 新ラケット公開
・フェデラー「とても楽しい時間」
・フェデラーが氷河でテニス
・フェデラー「自分でも驚いてる」
・フェデラーに子育て相談


■関連動画■ 

・フェデラーが引退後の人生を語る
・トップ10入りを果たしたディミトロフ
(2014年8月6日13時50分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

4月26日

綿貫陽介 世界185位に屈し準決勝敗退 (12時59分)

世界70位 上位選手に驚異の勝率 (12時09分)

過酷すぎ?前週Vも初戦で棄権 (10時40分)

内島萌夏 次戦は世界3位に決定 (9時29分)

ズベレフ 完勝で3度目Vへ好発進 (8時22分)

【告知】錦織圭vsシャポバロフ (7時15分)

4月25日

松田康希ら 4強出揃う (23時18分)

伊藤あおいと柴原瑛菜が激突 (22時33分)

内島萌夏 初の「WTA1000」3回戦へ (21時51分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsジャバー (19時53分)

試合後の“フェイント”に怒り握手拒否 (17時59分)

18歳 快勝で初戦突破 (16時06分)

出産と大怪我から復帰し強豪撃破 (15時43分)

綿貫陽介 第3シード撃破し4強 (13時43分)

大坂なおみ 9年半ぶり下部大会出場 (12時01分)

錦織圭 現役8人目の快挙 (11時03分)

ジョコ「プレー続ける理由は…」 (10時09分)

世界2位 19歳に辛勝で雪辱 (8時36分)

西岡良仁「バカみたい」不満吐露 (7時38分)

4月24日

17歳園部八奏ら 日本勢3名が8強 (22時52分)

アルカラス 負傷により欠場 (21時53分)

錦織圭「500勝までいけたら」 (21時02分)

錦織圭 アジア勢初の450勝達成 (20時10分)

【1ポイント速報】錦織圭vsブキッチ (19時00分)

西岡良仁 マドリッドOPを棄権 (18時20分)

綿貫陽介 2時間半超の死闘制し8強 (16時38分)

38歳モンフィス 大会最年長勝利 (15時14分)

大坂なおみ 敗退も「落ち込まない」 (12時05分)

【中止】西岡良仁vsベルグス (10時30分)

内島萌夏 逆転勝ちで初戦突破 (8時28分)

福田創楽・住澤大輔ら 初戦突破 (7時00分)

4月23日

本玉真唯ら 日本勢6名が初戦突破 (20時48分)

綿貫陽介 第8シード撃破し初戦突破 (19時14分)

伊藤あおい 真相明かす「実は…」 (18時17分)

【1ポイント速報】綿貫陽介vsマッケイブ (12時40分)

大坂なおみ撃破 3度目の正直 (9時52分)

錦織圭 復帰の道のり「慣れてきた」 (8時38分)

【動画】内島萌夏 初の「WTA1000」3回戦進出、元世界2位ジャバー撃破の瞬間! (0時00分)

【動画】握手する“ふり” 差し出した手を引っ込める瞬間 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!