男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)は6日、シングルス2回戦が行われ、主催者推薦で出場の
N・キリオス(オーストラリア)は第8シードの
A・マレー(英国)に2-6, 2-6のストレートで敗れ、初のマスターズは2回戦敗退で終えた。
この試合、キリオスはサービスエースが1度のみと不調で、マレーから4度のブレークを許し54分で敗れた。
両者は初対戦となり、勝利したマレーは3回戦で
I・カルロビッチ(クロアチア)を5-7, 7-6 (7-5), 6-3で下した第12シードの
R・ガスケ(フランス)と対戦する。
19歳のキリオスはウィンブルドン4回戦で当時世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)を破りベスト8進出を果たし、準々決勝で
M・ラオニチ(カナダ)とのビッグサーバー対決は敗れるものの一躍注目を集めた。
《ウィンブルドン8強進出キリオスの記事はこちら》ウィンブルドン終了後の世界ランキングでは144位から66位へと大きく上げ、ウィンブルドン以来の大会出場となるキリオスは今大会1回戦で世界ランク30位の
S・ヒラルド(コロンビア)を7-6 (7-3), 7-5のストレートで下し2回戦へ駒を進めていた。
現在世界ランク70位のキリオスは初のマスターズを2回戦進出した事により、11日発表の世界ランキングでは60位付近まで上がる事が予想される。
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