男子テニスツアーのクロアチア・オープン(クロアチア/ウマグ、クレー)は25日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)が主催者推薦で出場の17歳、
B・コリッチ(クロアチア)を5-7, 7-6 (7-4), 6-3の逆転で下し、準決勝進出を決めた。
この試合、フォニュイーニはファーストサービスが入った時78の確率でポイントを獲得し、コリッチから6度のブレークに成功し2時間42分の激戦を勝利した。
第1セット第12ゲーム目で3度目のブレークを許し、第1セットを落としたフォニュイーニは、第2セット両者1度ずつのブレークからタイブレークにもつれるが、競り勝ち第3セットへ突入する。
第3セットはフォニュイーニのペースとなり、1度ブレークを許すも3度のブレークに成功し地元期待のコリッチを下した。
両者は初対戦となり、勝利したフォニュイーニは準決勝で
T・ガバシュビリ(ロシア)を6-3, 4-6, 6-2で下した予選勝者の
P・クエバス(ウルグアイ)と対戦する。
惜しくもベスト8で終えたコリッチだが、先週行われたベット・アット・ホーム・オープンで、初のベスト4進出を決めた17歳の
A・ズベレフ(ドイツ)に次ぐ活躍を見せ注目を集めた。
《コリッチ 初のベスト8進出の記事はこちら》《17歳ズベレフ ベスト4進出の記事はこちら》また同日行われたシングルス準々決勝では第3シードの
M・チリッチ(クロアチア)が第5シードの
L・ロソル(チェコ共和国)を6-0, 6-2で下し、第2シードの
T・ロブレド(スペイン)が
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を6-1, 6-4で下し準決勝進出を決めた。
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