男子テニスツアーのクラロ・オープン(ボゴタ/コロンビア、ハード)は20日、シングルス決勝が行われ、主催者推薦で出場の
B・トミック(オーストラリア)が昨年優勝者で今大会、第2シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)を7-6 (7-5), 3-6, 7-6 (7-4)のフルセットで下し、1年6ヶ月ぶり2度目の優勝を果たした。
この試合、トミックはファーストサービスが入った時79パーセントの確率でポイントを獲得し、カルロビッチに39度のサービスエースを決められ、第2セットで1度ブレークを許しセットを落とすが、第1セットと第3セットのタイブレークを制し2時間13分で勝利した。
両者は2度目の対戦となり、トミックはカルロビッチに2勝0敗と全勝している。
カルロビッチは2連覇を逃し、先週のキャンベル殿堂テニス選手権に続き2週連続準優勝となった。
《カルロビッチ キャンベル殿堂テニス選手権準優勝の記事はこちら》今大会優勝した事により、トミックはランキングを54上げ、70位とした。
21歳のトミックは自己最高位を2012年の27位が最高としており、再びランキングを上げられるか期待がかかる。
《トミック アピア国際男子初優勝の記事はこちら》また同日行われたダブルス決勝では第3シードの
S・グロス(オーストラリア)/
C・グシオネ(オーストラリア)組がN・バリエントス(コロンビア)/
J・S・キャバル(コロンビア)組を7-6 (7-5), 6-7 (3-7), 11-9で下し、オーストラリア人選手が単複優勝を果たした。
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