男子テニスツアーのクラロ・オープン(ボゴタ/コロンビア、ハード)は19日、シングルス準決勝が行われ、昨年優勝者で今大会、第2シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)が第4シードの
R・シュティエパネック(チェコ共和国)を6-4, 3-6, 6-4で下し、2年連続決勝進出を決めた。
この試合、カルロビッチはサービスエースを22度決め、ファーストサービスが入った時75パーセントの確率でポイントを獲得し、シュティエパネックから第1、第3セット1度ずつブレークに成功し1時間42分で勝利した。
両者は6度目の対戦となり、カルロビッチはシュティエパネックに2勝4敗とした。
カルロビッチは先週行われたキャンベル殿堂テニス選手権で決勝進出を果たしており、元世界ランキング1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)に敗れ準優勝としている。
《カルロビッチ キャンベル殿堂テニス選手権準優勝の記事はこちら》勝利したカルロビッチは決勝で第8シードの
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)を7-6 (7-2), 6-7 (5-7), 7-6 (7-5)で下した主催者推薦で出場の
B・トミック(オーストラリア)と対戦する。
トミックは2年前、19歳の時に記録した世界ランク27位が最高位の若手選手。今年に入り本来の成績を残せておらずランキングを落としているが、今年の1月に行われたアピア国際男子で準優勝した以来の決勝進出となる。
《トミック アピア国際男子準優勝の記事はこちら》どちらが勝利しても今季初優勝となり、カルロビッチは連覇がかかっている。
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