テニスのグランドスラム、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は6日男子シングルス決勝、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第4シードの
R・フェデラー(スイス)による対戦が日本時間6日22時(現地時間6日14時)からセンターコート1試合目で行われる。
フェデラーとジョコビッチは35度目の対戦となり、過去の対戦成績は18勝16敗とフェデラーが勝ち越しており、ウィンブルドンでの対戦は2012年準決勝でフェデラーが勝利し、決勝で
A・マレー(英国)を破り優勝している。
グランドスラム決勝で対戦するのは2度目となり、最初は2007年全米オープンでフェデラーが勝利している。
フェデラーは決勝に向けて「ジョコビッチのフォアハンドやサーブは凄いよ、本当に進化しているし自分のモノにしている。攻撃的でいる事が本当に重要だ、特にウィンブルドンでは必要なプレーがはっきりしている。芝のコートでの作戦はシンプルなんだ、それはお互いによくわかっているはずだ。」とコメントしている。
2年ぶりの決勝進出、8度目のウィンブルドン優勝を狙うフェデラー、今大会準決勝終了時点(6試合)の大会記録は次のようになっている。
・1回戦
P・ロレンジ(イタリア) 6-1, 6-1, 6-3
・2回戦
G・ミュラー(ルクセンブルグ) 6-3, 7-5, 6-3
・3回戦
S・ヒラルド(コロンビア) 6-3, 6-1, 6-3
・4回戦
T・ロブレド(スペイン)(23) 6-1, 6-4, 6-4
・準々決勝
S・ワウリンカ(スイス)(5) 3-6, 7-6 (7-5), 6-4, 6-4
・準決勝
M・ラオニチ(カナダ)(8) 6-4, 6-4, 6-4
※()内の数字はシード数
■サービスエース本数 12位(2位) 69本
■ファーストサービス獲得ポイント 10位(1位) 83%
■セカンドサービス獲得ポイント 2位(1位) 68%
■ファーストサービスリターンポイント 7位(2位) 110ポイント
■セカンドサービスリターンポイント 4位(2位) 118ポイント
■ブレークポイント獲得数 3位(2位) 24度
※()内の順位はジョコビッチと比較
ラオニチとの準決勝でも完璧なサービスゲームを展開し、ラオニチにわずか1度しかブレークチャンスを与えることは無かった。
今大会通じてわずか8度しかブレークチャンスを与えておらず、ブレークを許し、セットを落としたのは、ワウリンカとの準々決勝の第1セットのみという全盛期並みの好成績で勝ち進んでいる。
この調子が決勝でも続けばジョコビッチでも崩すことは難しくなる。
32歳フェデラーの史上最多となる18度のグランドスラム優勝、2年ぶり8度目のウィンブルドン優勝という挑戦は本日、日本時間6日22時(現地時間6日14時)からセンターコート1試合目で行われる。
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