テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は4日に行われる男子シングルス準決勝、第4シードの
R・フェデラー(スイス)と第8シードの
M・ラオニチ(カナダ)というベテランと若手の対決となる。
32歳のフェデラーは史上最多となる17回のグランドスラム優勝を持ち、今回が自身35回目のグランドスラムでの準決勝に臨み、2年ぶり8度目のウィンブルドン優勝を狙う。
フェデラーは準々決勝後のインタビューで「この芝の上でラオニチのサーブを相手にするから決して楽な試合にはならないだろう。基本に立ち返ってまず自分のサーブをしっかりやる、そしてリターンで何が出来るかを考える。」とコメントしており、「ウィンブルドンは居心地がいいんだ、プレッシャーもあるけど自身もあるよ。自分のプレーを信じているし、先へ進むチャンスがあるだろうしね。」と勝利の自身をのぞかせた。
今大会好調のフェデラー、好調ぶりが5試合終了時点の数字に表れている。
■サービスエース本数 11位(2位) 63本
■ファーストサービス獲得ポイント 7位(2位) 83%
■セカンドサービス獲得ポイント 2位(1位) 68%
■ファーストサービスリターンポイント 6位(2位タイ) 101ポイント
■セカンドサービスリターンポイント 7位(3位) 99ポイント
■ブレークポイント獲得数 3位(2位) 21度
※()内の順位は勝ち進んでいる4選手比較
いかにサーブが好調かがわかるが、フェデラーの上を行くのが対戦相手のラオニチ。2年ぶり優勝を狙うフェデラー、コメントにもあるようにいかにリターンでリードできるかが重要となってくる。
フェデラーとラオニチの試合は本日センターコート2試合目に行われ、1試合目の
N・ジョコビッチ(セルビア)と
G・ディミトロフ(ブルガリア)(日本時間4日21時、現地時間4日13時開始)が終わり次第行われる。
(コメントはWOWOWから抜粋)《ウィンブルドン公式タオル》
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