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23日から開幕するテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は20日、男女シングルスのドローが決まり、王者R・ナダル(スペイン)は1回戦でM・クリザン(スロバキア)と対戦することが決まった。
現在世界ランク1位ながら、第2シードとなったナダルは、若干厳しい戦いが予想される。今大会過去2度の優勝を誇るナダルだが、これまでの2年間は早いラウンドで敗退している。2012年は2回戦で、昨年は何と初戦で敗退していた。
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先週ドイツはハーレで行われたゲリー・ウェバー・オープンも初戦となる2回戦での敗退と、芝では成績を残せていない。
先日行われた全仏オープンで、史上最多優勝記録を更新する9度目の優勝を飾ったナダルは、1回戦で世界ランク57位のM・クリザンと対戦する。それに勝つと2回戦ではL・ロソル(チェコ共和国)と対戦する可能性がある。ロソルは2年前の2回戦でナダルを下す大金星を飾り、一躍世界に名を知らしめた選手。
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これまで10年連続で少なくとも1度はグランドスラムでの優勝を果たしているナダルは、シード勢が順当に勝ち上がると3回戦では第29シードでビッグサーバーのI・カルロビッチ(クロアチア)と、準々決勝でも同じくビッグサーバーで第8シードのM・ラオニチ(カナダ)と対戦となる。
ナダルと1回戦で対戦するクリザンは、先日の全仏オープン1回戦で錦織圭(日本)をストレートで下している。
5月のBMWオープンでは、準決勝で大会2連覇を狙っていた元世界ランク2位のT・ハース(ドイツ)を破り、決勝でF・フォニュイーニ(イタリア)に勝利してツアー通算2度目のタイトル獲得を果たしていた。
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