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男子テニスツアーのモンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、クレー)は19日、シングルス準決勝が行われ、第3シードのS・ワウリンカ(スイス)が第6シードのD・フェレール(スペイン)を6-1, 7-6 (7-3)のストレートで下し、初の決勝戦進出を決めた。
両者は今回が13度目の対戦となり、ワウリンカは対戦成績を6勝7敗とした。
この試合、ワウリンカはファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得し、フェレールに1度もブレーク許さないサービスゲームを展開。さらに、2度のブレークに成功して1時間29分で勝利した。
第1セットは、ワウリンカの厳しい左右に揺さぶるストロークとフェレールのミスが目立ち、ワウリンカがゲームカウントを6-1で第1セットを先取した。
続く第2セットは、お互いサービスゲームキープのシーソーゲームとなり、ゲームカウント6-6でタイブレークへと持ちこまれた。タイブレークでは、ワウリンカのサービスエース、ドロップショットが決まった。フェレールのダブルフォルトにより6-2となり、最後は7-3でタイブレーク戦を制してワウリンカがフェレールをストレートで下した。
決勝戦でワウリンカは、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第4シードのR・フェデラー(スイス)の勝者と対戦する。
今回ワウリンカは、1回戦は免除、2回戦はM・チリッチ(クロアチア)を下し、3回戦は第15シードのN・アルマグロ(スペイン)が棄権したため、戦う事なくベスト8へ。準々決勝では、ビッグサーバーで第8シードのM・ラオニチ(カナダ)に勝利し、準決勝はフェレールを下しての決勝進出となった。
世界ランク3位のワウリンカは、過去の同大会では2009年のベスト4が最高成績となるため、今回は初の決勝進出を決めた。
また、今年の全豪オープン決勝では世界ランク1位のナダルを下し、グランドスラム初のタイトルを獲得した。全豪オープン後に発表された世界ランキングでは、世界ランク3位となり、自己最高位を更新したと同時にスイス人トップのフェデラーを抜き、スイス人トップとなった。
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