テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝 日本対チェコ共和国戦は6日、第1試合に登場した
内山靖崇(日本)が世界ランク40位の
L・ロソル(チェコ共和国)に3-6, 6-3, 4-6で敗れ、日本は通算0勝4敗となった。
大会2日目に勝敗が決まったために消化試合となったこの試合、日本からは
伊藤竜馬(日本)が出場する予定だったが、内山靖崇が出場することになった。
この試合、内山靖崇はロソルのサービスゲームを2度ブレークに成功するも、それを上回る3度のブレークを許し、1時間48分で勝利とはならなかった。
第1セットは序盤、ロソルに厳しいストロークに圧倒され、3ゲーム取るもロソルにサービスエースを決められ、3-6で第1セットを落とす。
第2セットは、第7ゲームまで両者ブレークを許さないシーソーゲームとなる。しかし、第8ゲームで内山靖崇がブレークに成功、最後はサービスエースを決めて、このセットを6-3で取り返す。
続く最終セットは、ゲームカウント1-4と大きくリードされるも、ロソルのスマッシュを2本連続で返す粘りを見せ、3ゲーム連取しゲームカウント4-4とする。しかし最後は、粘りのプレーを活かせずにゲームカウント4-6で敗れ、日本は通算4敗となった。
大会1日目は、第1試合に伊藤竜馬が登場。
R・シュティエパネック(チェコ共和国)に3時間53分の大接戦を繰り広げたが、1勝目をチェコ共和国に許してしまった。
《デ杯1試合目、伊藤竜馬は元世界8位に奮闘するも1歩及ばず<デビスカップ>》続く第2試合目には、今回初選出された
ダニエル太郎(日本)が登場し、世界ランク40位のロソルにフルセットと粘りあるプレーを見せるも、勝利とはならなかった。
《ダニエル太郎は勝利逃し、日本崖っぷちに<デビスカップ>》内山靖崇は大会2日目の昨日、伊藤竜馬と共にダブルスに出場するも、シュティエパネック/ ロソル組に敗れて通算0勝3敗となり、日本は準決勝進出を逃した。
チェコ共和国は、デビスカップで2連覇しており、今年は3連覇を狙う。準決勝では、フランスとドイツの勝者と対戦する。
日本とチェコ共和国戦の組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:伊藤竜馬 ×-○ R・シュティエパネック(チェコ共和国)
・シングルス第2試合:ダニエル太郎(日本) ×-○ L・ロソル
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:伊藤竜馬/ 内山靖崇 ×-○ R・シュティエパネック/ L・ロソル
【大会3日目】
・シングルス第1試合:内山靖崇 ×-○ L・ロソル
・シングルス第2試合:ダニエル太郎 vs R・シュティエパネック
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