男子テニスツアーのソニー・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は22日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)を6-1, 6-3のストレートで下し、危なげなく3回戦進出を決めた。
今回の対戦により両者の対戦成績は、7勝4敗とナダルがリードを広げた。
新旧王者対決となったこの試合、ナダルはファーストサービスが入った時に80パーセントの高い確率でポイントを獲得し、さらにヒューイットに1度もブレークチャンスを許さないサービスゲームを展開。また、ヒューイットのサービスゲームを5度のブレークチャンスから4度成功し、1時間9分で勝利をおさめた。
3回戦でナダルは、
D・イストミン(ウズベキスタン)の勝者と対戦する。
世界ランク1位のナダルは、連覇がかかった先日のBNPパリバ・オープン男子3回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)に敗れ、ベスト16進出とはならなかった。
《波乱の王者ナダル、連覇途絶える<BNPパリバ・オープン男子>》また、先月のリオ・オープン男子決勝では、ドルゴポロフを下して今季2勝目をあげると同時に、キャリア通算62度目のタイトルを獲得していた。
《王者ナダルがノーシード撃破、キャリア通算62勝目<リオ・オープン男子>》過去の同大会では、昨年は欠場しており、2012年は準決勝で
A・マレー(英国)に敗れて決勝進出とはならなかった。
■関連記事■
《ブーイング起きるも、ナダル「棄権だけは避けたかった」<全豪オープン>》《ナダルの独特なバンダナの巻き方やルーティーン》《27歳ナダル「『テニス人生は短いだろう』と何度も言われてきた」》■関連動画■
《ツアーを転戦する選手達が明かす最も練習熱心な選手とは!?ATP男子ツアーマガジン Vol.204》《日本のエース錦織がツアー3勝目を飾った映像を振り返る!ATP男子ツアーマガジン Vol.204》