男子テニスツアーのデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード)は20日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
錦織圭(日本)は世界ランク65位の
T・ガバシュビリ(ロシア)と対戦し、第1セットを2-4とリードを許した時点で途中棄権を申し入れた。昨年も錦織は1回戦で棄権していたため、同大会で2年連続の途中棄権となった。
《錦織圭が棄権、リベンジならず◇デルレイビーチ国際テニス選手権》錦織は先日のアメリカ国際インドアテニス選手権で2連覇達成、さらにツアー4勝目をあげており、2週連続のタイトル獲得に期待が寄せられていた。
《錦織が喜び爆発「なんとなんと優勝しました!!!」<アメリカ国際インドアテニス選手権>》昨年もアメリカ国際インドアテニス選手権でタイトル獲得後に、デルレイ・ビーチ大会を棄権していた。
また、先日のアメリカ国際インドアテニス選手権の決勝で対戦した
I・カルロビッチ(クロアチア)も今大会2回戦で途中棄権している。
今回の対戦で、錦織はガバシュビリとの対戦成績を2勝2敗とした。
錦織がガバシュビリに勝利していた場合、準々決勝では第7シードは
M・チリッチ(クロアチア)との対戦だった。
現在、24歳の錦織は2008年のデルレイ・ビーチ大会でツアー初の優勝を飾っており、今大会では6年ぶりのタイトル獲得を狙っていた。
《錦織圭が初優勝 ブレイクを下す◇デルレイビーチ国際》【錦織圭 デルレイ・ビーチ・オープン 戦歴】
<2014年>
・1回戦 勝利
G・エリアス(ポルトガル)(ポルトガル) 6-1, 5-7, 6-2
・2回戦 敗退 T・ガバシュビリ 2-4, 途中棄権
<2013年>
・1回戦 敗退 I・カルロビッチ 4-5, 途中棄権
<2011年>
・1回戦 勝利
B・ダブル(アルゼンチン) 6-2, 7-6 (7-5)
・2回戦 勝利
J・ブレイク(アメリカ) 6-3, 6-4
・準々決勝 勝利
R・スウィーティング(アメリカ) 6-7 (5-7), 6-2, 6-4
・準決勝 敗退
J・ティプサレビッチ(セルビア) 4-6, 4-6
<2010年>
・1回戦 敗退
B・ベッカー(ドイツ) 3-6, 6-1, 0-6
<2008年>
・予選1回戦 勝利 N・トデロ(アルゼンチン) 6-2, 6-3
・予選2回戦 勝利 J・ウィッテン(アメリカ) 6-4, 6-4
・予選3回戦 勝利
A・ボゴモロフJR(ロシア) 6-2, 7-5
・1回戦 勝利
F・マイヤー(ドイツ) 6-0, 4-3, 途中棄権
・2回戦 勝利
A・ディリック(アメリカ) 6-2, 6-4
・準々決勝 勝利
B・レイノルズ(アメリカ) 6-7 (7-9), 6-4, 6-2
・準決勝 勝利
S・クエリー(アメリカ) 4-6, 6-2, 7-6 (9-7)
・決勝 勝利 J・ブレイク 3-6, 6-1, 6-4
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