男子テニスで世界ランク2位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は、2014年1月13日から開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)で、オープン化以降初となる4連覇と大会5度目の優勝を狙う。
今年の全豪オープンでジョコビッチは
P・H・マチュー(フランス)、
R・ハリソン(アメリカ)、
R・シュティエパネック(チェコ共和国)、
S・ワウリンカ(スイス)、T・ベルディフ、
D・フェレール(スペイン)、
A・マレー(英国)ら強豪を次々と下し、大会初となる3連覇を達成すると同時に、4度目の優勝を飾った。
その後のグランドスラムでは、全仏オープン準決勝でクレーキングの
R・ナダル(スペイン)に大接戦の末に敗れ、キャリアグランドスラム達成を逃した。さらにウィンブルドンと全米オープンでは決勝進出を果たすも、準優勝に終わった。
しかし、以降は得意とするハードコートのチャイナ・オープン男子、上海マスターズ、BNPパリバ・マスターズ、ATPワールドツアー・ファイナルの4大会連続優勝を飾る活躍で、2014年シーズンに弾みをつけた。
そして今年12月に、グランドスラム6度の優勝を誇る元世界ランク1位の
Bo・ベッカー(ドイツ)が2014年からチームに加わる事を発表するなど、大きな期待もかかっている。
また2014年は、世界ランキングではチャイナ・オープン男子でナダルに抜かれ2位へ後退したジョコビッチが、王者返り咲きを果たす事が出来るかにも注目が集まる。
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