2014年1月13日から開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)へ出場を予定している
錦織圭(日本)。今年は2年連続のベスト16進出を果たす活躍をみせた錦織に、更なる期待がかかる。
2012年の全豪オープンで自身初となるグランドスラムベスト8進出を果たした錦織。その時は4回戦で当時世界ランク6位で2008年の同大会準優勝者
JW・ツォンガ(フランス)を破る金星を飾り、8強入りを果たした。
そして、今年は1回戦で
V・ハネスク(ルーマニア)、2回戦で
C・ベルロク(アルゼンチン)、3回戦で
E・ドンスコイ(ロシア)を下し、2年連続のベスト16進出決めた。そして、4回戦では強豪
D・フェレール(スペイン)と対戦。
4回戦、錦織は試合序盤から攻撃的なプレーを披露し、誰もがフェレールからの勝利に期待を寄せた。しかし、鉄壁の守備を武器とするフェレールにことごとく返球され、錦織は次第に無理を強いられる状況に。最後、力尽きた錦織は2-6, 1-6, 4-6のストレートで敗れてしまった。
試合後、錦織は「彼(フェレール)はどんなボールでも追いついてくる。どのポイントでも100パーセントの力を出さなければならない状況に追い込まれる。また、リターンもいいからサービスキープが難しかった。彼との対戦はいつもタフだね。」と、当時話していた。
2013年、錦織はアメリカ国際インドアテニス選手権でツアー3勝目、5月のムチュア・マドリッド・オープン男子では元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)を破る大金星をあげる活躍をみせた。グランドスラムでは全豪オープンと全仏オープンでベスト16進出、ウィンブルドンは3回戦進出、全米オープンではまさかの初戦敗退。
錦織の2014年シーズンは、12月29日から開幕するブリスベン国際男子からスタートする。同大会にはフェデラーら強豪が出場する予定となっている。
2012年全豪オープン以来のグランドスラムベスト8進出、さらにそれ以上の結果が今の錦織には求められている。
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