男子テニスのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は7日、予選ラウンドロビンが行われ、第6シードの
R・フェデラー(スイス)が第8シードの
R・ガスケ(フランス)を6-4, 6-3のストレートで下し、決勝トーナメント進出に望みをつなげた。
この試合、フェデラーは11度のブレークチャンスから4度のブレークに成功し、1時間21分で勝利した。今回の対戦でフェデラーはガスケとの対戦成績を11勝2敗とした。
試合後、フェデラーは「彼(ガスケ)は、とても良いプレーをしていた。スピンを多くかけて高さのあるボールを使ったり、色々なショットを織り交ぜてきて、とてもやりづらかった。そして、長いラリーへと持ち込もうとしていた。」と、対戦したガスケについて話した。
「自分は、それをさせないようにしていた。きっと、そんな試合が今の自分には必要なんだと思う。良い選手からのストレート勝利がね。」
予選ラウンドロビンを1勝1敗としたフェデラーは、グループ上位2選手しか進出出来ない準決勝進出をかけて、現地土曜日に第4シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。
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