男子テニスのATPワールドツアー・ファイナル（イギリス/ロンドン、ハード）は５日、予選ラウンドロビンが行われ、第７シードのＳ・ワウリンカ（スイス）は第１シードのＲ・ナダル（スペイン）に6-7 (5-7), 6-7 (6-8)の接戦の末に敗れ、予選ランドロビンを１勝１敗とした。
ナダルはワウリンカに勝利した時点で、２０１０年以来３年ぶりに世界ランキング年間１位を確定させると同時に、決勝トーナメント進出を決めた。
この試合、ワウリンカはファーストサーブが入った時に８０パーセントの高い確率でポイントを獲得した。しかし、２度のタイブレークを落としてしまい、２時間１３分で敗れた。
ナダルに敗れたワウリンカは「今は不思議な気分。もちろん、敗戦にはとても落胆している。正しいテニスをしていたけど、大切なポイントでちょっとミスをしてしまった。でも、今日はラファ（ナダル）との対戦だった。」と、コメント。
加えて「彼は世界１位の選手。例えベストのプレーをしても、彼がその前に立ちはだかってくる。だから、ラファは素晴らしい選手。」と、ワウリンカは敗戦ながらもナダルを称賛した。
■関連記事■
《ナダルが３年ぶりの年間世界１位へ、さらに決勝トーナメント進出＜ATPワールドツアー・ファイナル＞》
《フェレール撃破のベルディフ、ナダル戦「全力でぶつかる」＜ATPワールドツアー・ファイナル＞》
《ナダルが世界１位返り咲き決定、さらに決勝進出＜チャイナ・オープン男子＞》
《Ｖ７狙うフェデラー、ジョコビッチ戦「余計に残念」＜ATPワールドツアー・ファイナル＞》
■関連動画■
《フェデラーが不調に陥った原因を明かす！ATP男子ツアーマガジン Vol.193》
《トップ１0入り目指す錦織特集！世界が驚く活躍に迫る！ATP男子ツアーマガジン Vol.192》
《ジョコビッチが史上９人目の偉業を達成！ATP男子ツアーマガジン Vol.190》
《芸術的なバックハンドを放つ天才ガスケを特集！ATP男子ツアーマガジン Vol.187》
《フェデラーが不調とラケットチェンジについて語る！ATP男子ツアーマガジン Vol.185》
（翻訳・記事/弓削忠則）
（2013年11月7日11時54分）
オランダ 104年の歴史で初の決勝へ 
