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男子テニスのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は5日、予選ラウンドロビンが行われ、グループAでは第1シードの王者R・ナダル(スペイン)が第3シードのD・フェレール(スペイン)を6-3, 6-2のストレートで下し、年間世界1位の座まであと1勝と迫った。
「素晴らしいスタジアム。このスタジアムが大好き。ここでの試合は、常に楽しんでいる。この大会で戦えるという事は、シーズンを通して好成績を残せた証だし、同時にこの雰囲気やこのライトの下で戦える事は素晴らしい事。」と語るナダルは、昨年は膝の怪我のためATPワールドツアー・ファイナルに出場出来ずにいた。
これが自身6度目の出場となるナダルだが、未だにタイトル獲得には至っていない。2010年には決勝進出を果たしたものの、その時はR・フェデラー(スイス)に敗れていた。
現地水曜日に行われる第7シードのS・ワウリンカ(スイス)戦をストレートで勝利を飾ると、自身4度目となる準決勝進出が決まると同時に、今シーズンを世界ランク1位で終える事が決まる。
「この大会には、これまでも良いプレーをしようという高いモチベーションを持って臨んでいた。それでも、このインドアのハードコートは自分にとってあまり得意とは言えない。だからと言って、モチベーションが下がるような事はない。この最終戦に出場出来る時はいつも、特別な思いを持っている。」
「時には予選敗退を喫したり、ベストのプレーが出来ずにいたけど、良いプレーが出来た時もあった。良い結果を持ってシーズンを終えられなかった時もあったけど、明日は良いプレーをして、また準決勝進出が出来るように臨みたい。」
先週のBNPパリバ・マスターズ準決勝ではフェレールに敗れたナダル。
今回とその時の試合の違いを聞かれたナダルは「この3日間で何も変わってはいない。でも、きっと彼(フェレール)は日曜日の決勝戦で疲労が残っていたのかもしれない。コートの違いもあったと思う。自分は先週より落ち着いてプレーが出来た。3日前のように彼は簡単にウィナーを決める事が出来ずにいた。」と、ミスの多かったフェレールについて語った。
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