- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

練習嫌いだった元女王「これまでは大きな間違い」

女子テニスツアー最終戦であるWTAチャンピオンシップ(トルコ/イスタンブール、ハード)に3年ぶりに出場を果たした元世界ランク1位のJ・ヤンコビッチ(セルビア)。今季の活躍には実の兄をコーチに招いた事実や、S・ウィリアムズ(アメリカ)の活躍に刺激を受けている事が要因だったと明かした。

2008年に史上18人目となる世界ランク1位にのぼりつめたヤンコビッチだったが、2011年にはトップ10から脱落。昨年はトップ20圏外にも陥ってしまうスランプを味わっていたが、今季は実の兄であるマルコをコーチに招き、再びトップ10入りを果たすとともに、8選手にしか出場権が与えられない最終戦への切符も手に入れた。

「彼(マルコ)は最初、またトップ10に返り咲く事、そしてまた頂点にたどりつく事が目標だと言っていた。とても激しい練習をして、また新たなモチベーションが沸いてきた。こうしてこの大会に出場出来たという結果に、とても満足している。」

これまで練習嫌いで有名だったヤンコビッチは、以前は年間20大会以上、時には28大会にも出場していた。彼女は練習をするなら大会に出場したいと考えていたからだった。しかし、それは今季大きく変わり、これまで19大会にしか出場していない。

「これまでは大きな間違いを犯していた。上手くいかなかったやり方を見直して、何が自分にとって良いかを学んだ。今は28歳と経験も積んでいるけど、それをアドバンテージにしている。自分のテニス人生で、より活かせるようになったと思う。だから今は、激しい練習への準備、世界中に最高のテニスを披露する準備だって出来ている。」

「試合が好き。勝利の喜びも大好き。世界のトップ選手達との戦いも好きだし、それが今自分が楽しんで出来ている事。コートで過ごす時間を楽しんでいるし、練習コートでの時間も楽しめるようになった。」

「以前はそれがなかった。練習コートやジムで費やす時間が無ければ、高いレベルのテニスを披露する事は出来ない。だから、今は激しい練習もするし、それが結果につながっている。」

2008年に世界ランク1位へたどりついた時にヤンコビッチは、その鍛えられた体と安定したプレーでその地位を築いた。もちろん、そこにはJ・エナン(ベルギー)の突然の引退や、M・シャラポワ(ロシア)やセリーナの怪我によるツアー離脱も起因していたかもしれないが、その安定性は抜群だった。しかし、その後は徐々に後退の一途をたどってしまった。

「もちろん、トップ10に入るのはどれほど大変な事か知っている。ナンバー1になる事もね。本当に激しい練習やトレーニングが必要。でもそれ以上に、その座を維持する事はもっと厳しい事であると信じている。毎年、テニスというスポーツがより強く、より早く、よりパワフルになっているからそれについていかなければならない。」

「テニス選手を続けて、世界のトップを維持して、トップ選手の一員でいるためには、自分のテニスも更に良い物にして成長させて、改善させる必要がある。」と、現実の厳しさを実感していた。

今のヤンコビッチは、そのハードなトレーニングのお陰で肉体的にはかなり万全は状態にいる。それでも、ベストのテニスを披露するのはまだこれからだと言う。来年はトップ5入りして、今季セリーナが他の選手達に見せたような刺激を与えられる選手になりたいと願っている。

「かつて、全てに痛みを感じてしまうような時期があって、年をとってしまっていると感じていた時もあった。もうあそこには立てないってね。疑問だって持っていた。でも、今はこの年齢になっても、こうして多くを達成出来た。自分自身を信じる事も出来ている。これ以上のものを出せるとも思っている。」

「ここまでの高いレベルでプレー出来ないという理由は何もない。だから、年齢を重ねているとは感じてはいない。セリーナが32歳で最高のテニスをしていて、最高のシーズンを送っているのを見ると、彼女のパフォーマンスが私達に刺激を与えていると感じている。」

WTAチャンピオンシップで第7シードのヤンコビッチは、予選ラウンドロビンをこれまで1勝1敗としている。4選手で争われている予選ラウンドロビンで上位2選手が決勝トーナメントへ進出が出来る。その決勝トーナメント進出をかけてヤンコビッチは、第6シードのS・エラーニ(イタリア)と予選最終戦を戦う。


■関連記事■

《23歳クヴィトバ、今季は「東京での優勝」》

《アザレンカ、元女王対決に敗れる<WTAチャンピオンシップ>》

《昨年覇者セリーナが圧倒、1勝目あげる<WTAチャンピオンシップ>》

《2011優勝クヴィトバが好スタート<WTAチャンピオンシップ>》


■関連動画■

《元女王ヒンギスが約6年ぶりにダブルスで復帰!WTA女子ツアーマガジン Vol.8》

《歴代のスター選手が集結、WTA女子ツアー設立40周年パーティー(前編)!WTA女子ツアーマガジン Vol.7》

(翻訳・記事/弓削忠則)
(2013年10月25日8時52分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

11月23日

清水悠太 2年連続慶應チャレンジャー決勝へ (16時53分)

【1ポイント速報】清水悠太 横浜慶應チャレンジャー準決勝 (15時23分)

伊藤あおい 高崎OPでV王手 (14時56分)

SBCドリームテニスFinalに西岡参戦 (14時23分)

清水悠太、坂本怜下し4強 (13時03分)

45歳以上国別対抗戦、日本が準V (11時56分)

元複1位が38歳で引退決断 (9時28分)

オランダ 104年の歴史で初の決勝へ (8時15分)

11月22日

伊藤あおい 4強入り、1日3試合戦う (20時20分)

清水悠太 日本人対決制し8強 (17時29分)

デビスカップ 4強出揃う (16時11分)

モヤ綴るナダル「感謝と労い」 (15時17分)

坂本怜 10代対決制し初の8強入り (14時12分)

【1ポイント速報】慶應チャレンジャー2回戦 (13時57分)

望月慎太郎 ストレート負けで8強ならず (12時11分)

45歳以上国別対抗戦 日本男子がV王手 (9時52分)

“鉄板”シナーで2連勝 連覇狙う伊4強 (8時21分)

米を下した豪 3年連続デ杯4強へ (7時31分)

11月21日

伊藤あおい/齋藤咲良ペア 初戦突破 (19時58分)

ラファエル・ナダル 記録一覧 (18時41分)

あなたも日本テニス界を盛り上げる一員に! (17時02分)

残り3日でまだ1回戦 (15時41分)

クリロナら ナダル引退惜しむ (14時19分)

大坂なおみ カムバック賞の候補に (12時10分)

ドイツ快勝、カナダ下し4強入り (9時57分)

イタリア 11年ぶり5度目のV (8時34分)

11月20日

【20周年特別企画】総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合 (17時44分)

アルカラス「ラファは一人しかない」 (13時16分)

躍進スロバキア 米・豪・英下し決勝へ (12時21分)

ナダル引退「本当にありがとう」 (10時38分)

ナダル「一生懸命夢に向かえばそれが叶う」 (8時48分)

スペイン敗北 ナダルは引退へ (8時05分)

アルカラス 意地のストレート勝利 (5時12分)

ナダル撃破「本当に特別な試合」 (4時17分)

ナダル 引退大会で黒星も闘志 (3時15分)

【1ポイント速報】ナダル 引退大会でシングルス出場 (0時29分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!