女子テニスツアー最終戦であるWTAチャンピオンシップ(トルコ/イスタンブール、インドアハード)は23日、予選ラウンドロビンが行われ、ホワイトグループでは第2シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)が第7シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)との元女王対決に4-6, 3-6のストレートで敗れ、1勝1敗とした。
アザレンカは前日に第6シードの
S・エラーニ(イタリア)をストレートで下すも、この日はヤンコビッチに対して7本のダブルフォルトを犯すなどで4度のブレークを許し、1時間49分で敗れた。
今回の対戦でアザレンカはヤンコビッチとの対戦成績を5勝4敗とした。
24歳のアザレンカは、今年の全豪オープンで大会2連覇を達成、全仏オープンではベスト4進出を果たした。しかし、ウィンブルドン2回戦では試合中に足を痛めるアクシデントに見舞われ怪我を負ってしまった。
その後は全米オープンに2年連続の決勝進出を果たすも、
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れ準優勝に終わった。
また、この日のレッドグループでは第1シードで世界ランク1位のセリーナが第3シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)をストレートで下し、2勝0敗とした。
この日行われた試合結果は以下の通り。
【レッドグループ】
○S・ウィリアムズ(1) vs. ●A・ラドワンスカ(3), 6-2, 6-4
【ホワイトグループ】
●V・アザレンカ(2) vs. ○J・ヤンコビッチ(7), 4-6, 3-6
○
N・リー(中国)(4) vs. ●S・エラーニ(6), 6-3, 7-6
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