女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は25日、シングルス3回戦が行われ、前日24日に第1シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)を下した元世界ランク1位
V・ウィリアムズ(アメリカ)が第13シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を4-6, 7-5, 6-3の逆転で下し、9年ぶりにベスト8進出を果たした。
この試合、世界ランク63位のヴィーナスはハレプの左右に揺さぶるストロークに苦戦し、第1セットを落としてしまう。
第2セットに入ると両者互角の打ち合いからブレーク合戦になり、5度のブレークチャンスから4度のブレークに成功したヴィーナスがこのセットを取り、セットカウント1-1となる。
勝敗がかかる第3セット、ヴィーナスは序盤でハレプにブレークを許すもブレークバックする。一進一退が続く中、第8ゲームでヴィーナスがこのセット2度目のブレークに成功、さらに第9ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチで最後ハレプがボレーをミスし、ゲームセットとなった。
勝利したヴィーナスは、準々決勝でノーシードの19歳
E・ブシャール(カナダ)と対戦する。
■関連記事■
《19歳の新星ブシャールが元世界1位破る<東レPPO>》《第4シードのウォズニアキ、2年連続で8強入り<東レPPO>》《第1シードのアザレンカ敗退、4年ぶりの波乱<東レPPO>》《ヴィーナス「私も多くの経験を積んできた」<東レPPO>》《第3シードが初戦敗退、元世界2位に敗れる<東レPPO>》《確かな手応えのクルム伊達「悪くない」<東レPPO>》■関連動画■
《歴代のスター選手が集結、WTA女子ツアー設立40周年パーティー(前編)!WTA女子ツアーマガジン Vol.7》