女子テニスツアーのKDB韓国オープン(韓国/ソウル、ハード)は20日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク63位の
クルム伊達公子(日本)は元世界ランク4位の
F・スキアボーネ(イタリア)に6-4, 4-6, 4-6の逆転で敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
この試合、クルム伊達5度のブレークに成功するも、スキアボーネにそれを上回る6度のブレークを許してしまい、2時間1分で準々決勝敗退となった。
今大会でクルム伊達は、1回戦で
H・ワトソン(英国)を逆転で下し勢いに乗ると、2回戦では第2シードの格上
M・キリレンコ(ロシア)に快勝し、スキアボーネとの準々決勝へ駒を進めていた。
クルム伊達は今大会のダブルスに
J・ゴルゲス(ドイツ)とペアを組み第2シードで出場したが、初戦で
C・チャン(台湾)/ Y・シュー(中国)組に敗れた。
また、来週から開幕する東レ・パンパシフィック・オープンに出場するクルム伊達は、1回戦で予選勝者と対戦する事が決まっている。
一方、クルム伊達に勝利したキアボーネは現在の世界ランキングを56位とするも、2011年には自己最高の4位を記録した。また、2010年の全仏オープンで優勝を飾っている。
決勝進出をかけてスキアボーネは、第3シードの
A・パブリュチェンコワ(ロシア)と
I・C・ベグ(ルーマニア)の勝者と準決勝で対戦する。
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